
特に最近は、スマートフォンが一般的になってからというもの、男性も女性も暇さえあればトイレ中でもスマホを触られる方に多いのが、ポケットに入れたつもりのスマホが便器内に落ちてしまい、全く抜けなくなってしまったり気がつかずに水を流し、その時点で完全に排水を詰まらせてしまうトイレつまりが非常に多いのです。
またネコ派の方が増加しペットを買う方も増えて、トイレに捨てられる処理剤でも流水量以上の処理剤を捨てられる方も多く、トイレの狭い排水路に詰まってしまうとラバーパッキンや重曹などでは全く歯が立たないこともあります。今回お電話頂きましたお客様も大阪府は泉大津市にお住まいのお客様ですが、会社と住宅が同じ建物になっているお客様で、御入電の際はトイレが詰まったとのご一報でした。

仕事場兼自宅だけにすぐにご主人を呼んだとの事でしたが、すでにトイレはラバーパッキンすら入れられないほどの惨状になっていたのです。そこでまずは現状を確認するために固形物の硬さを見るとやわらかい部分と硬い部分があり、簡易的にも手の施しようが無かったのでお父様と娘さんにトイレの着脱許可と料金、延長料金のご説明を行いました。
トイレが使えないのは困るとの事でしたので、料金がかかっても仕方が無いとのご主人判断でまずは掻きだせるだけ猫砂を排出し、便器と床のシーリング剤を除去したあと便器を外し、次に便器内部に詰まったネコ砂も排出しご主人のお手伝いもあり、会社作業場で一旦丸洗いを行い排水パイプ内のネコ砂も多流水で流して現状復帰を行いました。
その後は再度便器と便座を組みなおしてシーリング剤を施工、シーリング剤の完全硬化を待って作業終了となりましたが一応時間内に追われて一安心でした。その後ご主人様からはかなり感謝されましたが、娘さんの飼っているネコのトイレは、会社側の入り口ドア前に移され業務用のゴミのコンテナに捨てるようにして頂いたので安心ですが、もし何かまたトラブルがあった場合はご連絡くださいと現場を後にしました。